人を動かす
木曜日, 5月 13th, 2010渋谷のpotluck(Bluebottle coffee)に「ジブラルタル」っていう隠れメニューがあるんです。メニューにも載っていないし、まだメジャーじゃないみたいですが、おいしい。先日一緒に行った友人に、こういうのがあるよ、とやんわり薦めてみたんですが結局アイスコーヒーを注文されてしまいました。人に物を薦めるのって難しいもんです。目の前にいる友人ですらそうなので、どこにいるかわからない大勢の人を動かすなんてもっと大変なことですよね。
渋谷のpotluck(Bluebottle coffee)に「ジブラルタル」っていう隠れメニューがあるんです。メニューにも載っていないし、まだメジャーじゃないみたいですが、おいしい。先日一緒に行った友人に、こういうのがあるよ、とやんわり薦めてみたんですが結局アイスコーヒーを注文されてしまいました。人に物を薦めるのって難しいもんです。目の前にいる友人ですらそうなので、どこにいるかわからない大勢の人を動かすなんてもっと大変なことですよね。
先日PASS THE BATON表参道がオープンしたので行ってきました。
いろいろ惹かれるモノはあったんですが、家も狭いのでぐっとこらえて帰宅。
表参道店では出品もできるんですが、その案内に「大切に使ってくれる次の方へ、ストーリーを添えて販売いたします」とあって、僕らはモノそのものではなくストーリーを買っているんだと気付かされました。良いヒントをもらったような気がします。
どうやってモノに価値を付けるか、もしくは引き出すのか、今後あらためて考えてみようと思います。
丸善・松丸本舗に行ってきました。
入ってみてすぐ良い意味での違和感があったんですが、しばらくして書店特有の緊張感みたいなものが無いことに気付きました。むしろ本好きの友達の家に来たような印象で居心地が良い。本が「積んである」感じとか。ぐるぐる回って中央に入っていくのも人の頭の中へ入っていくよう。
松丸本舗では「文脈」といってますが、本同士につながりがあるというか。幅允孝さんがやっていることもそうですが、本棚を魅力的に編集することがこれからの書店の価値になっていくのかなと思いました。
それから、iPadも予約したことだし電子書籍について。読みたい本はいろいろあるんですが家にあまり沢山の本は置けないので、早いところ電子書籍が普及するとありがたいなと思っています。でもそうすると書店で本が売れなくなるので、書店を通して電子書籍を買って書店には紹介料が入るようなシステムになると良いなと思っています。今でも、書店で良いなと思う本があっても「持って帰るのが面倒」という理由でamazonで買うこともありますが、書店に利益を還元したいという気持ちもあります。
書店は本を「売る」ところから「紹介」する場所になっていくのかな、と思いました。