Archive for the ‘think’ Category

エスプレッソマシン試行錯誤

金曜日, 6月 17th, 2011

tamper

la Pavoniのエスプレッソマシンが届いてから40日ほど。
少しずつ試行錯誤を繰り返してそれなりに安定してきました。

グラインド
店で挽いてもらう → グラインダー(KG364J)
このグラインダーが曲者で、Webで情報収集すると個体差がかなりあるようです。細かすぎて落とせないというものもあれば、荒すぎてスカスカというものも。うちのは荒すぎでした。細かい分には少し粗挽きにすればいいだけなんですが、荒すぎの場合は分解して調整が必要です(分解するとたぶん保証がなくなります)。 このあたりを参考にしてデフォルトの位置から穴を4つずらしてようやくエスプレッソがいれられる細かさになりました。
調整などは要りましたが、挽きたての豆だとクレマも立ちやすくなるので今のところ満足しています。

タンパー
付属のプラスチック製 → スターバックス のタンパー→ ちゃんとしたタンパー(写真のもの。メーカー不明。51mm)
これも挽き具合と粉の量に合わせてタンピングの強さを調整します。始めは加減がわからなくて吹き出したり全然落ちなかったりしました。

豆はいろいろと。

ラテアートも練習中で、ラトルウェアのピッチャーなども用意してみました。
ブログに乗せても恥ずかしくないくらいには上手くなりたいですね。

ボルダリングにハマる理由

木曜日, 8月 12th, 2010

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ここ2ヶ月ほどボルダリングに行ってるんですが、なぜ自分がボルダリングにハマっているのか、今のところ思ったことをまとめてみました。まずは

  • 取っ付きやすい
  • 道具にお金がかからない
  • 手軽にできる

取っ付きやすい。始めるのは非常に簡単。初級から課題(登るコース)があるので、初めてでもひとつも登れないということはまずないはず。そして道具にお金がかからない。基本的に靴とチョークくらいしか専用の物は必要ないので、2万円あれば揃えられます。初めのうちはレンタルにすればそれさえ不要です。またジムが近所にあればすぐに出来ます。地方だと難しいかもしれませんが、今は都心部なら簡単に見つかります。

  • レベル感がわかりやすい
  • 成長が実感できる
  • 取り組むべき課題が沢山ある
  • ライバルがいる
  • みんなで楽しめるし、一人でも楽しめる

課題が級・段でレベル分けされているので、自分が今どのくらいのレベルなのかが分かりやすいです。レベルの確認方法もその課題が登れるかどうかというシンプルなもの。自分のレベルが分からなくなると無力感に襲われることがありますが、それがありません(今のところ。もっと上手くなると印象がかわるかも知れません)。課題そのものが身近な目標になるので、達成感を得つつ確実にレベルアップもできます。取り組むべき課題も沢山あり、自分でアレンジして難易度を調整することもできます。同じ課題に取り組んでいる人は自然にライバルとして認識でき、言葉は交わさなくても動きでコミュニケーションを取るような感じに。また多人数であれこれ言いながら課題を解いたり、一人で黙々と取り組んだり、どちらでも楽しめます。

  • パズルを解くような楽しさ
  • 新しい体の動かし方を覚えられる
  • 体を使った達成感

よく体を使ったパズルとか言われますが、まさにそういった感じです。頭だけでも登れないし、力だけでも解決できなくて、頭と技術と力が良いバランスになった時にきれいに登れる。また今まで知らなかった体の使い方を発見できるのも楽しいです。日常生活では必要としない動きを覚えることで、不可能に思えた課題を解けたときは本当に嬉しい。そして単純に運動をする楽しさ。辛い状態を乗り越えてゴールするときの達成感。これも、長過ぎず短すぎない、絶妙な難しさの課題設定あってのことです。

今のところ一番ポイントになっているのは、分かりやすいレベル分けだと思っています。なんとか達成可能な目標(簡単すぎてはつまらないし、難しすぎると無力感を感じてしまう)があることでモチベーションを維持できるのではないかと思います。最近思いついた例えは「自分の体を使ったドラクエ」というイメージです。課題を解いていくうちに「かしこさ、ぎじゅつ、ちから」が少しずつアップしていく。上手くなったかな、と感じるのは前に苦労した課題を楽に登れたときで、これもドラクエっぽい。前に苦労した敵に楽に勝てるようになるのと似ています。

デザインとか関係なくなってますが、人を引きつける魅力について考えたということで。

twitter試行錯誤中

火曜日, 7月 27th, 2010

このところtwitterを使ったプロモーションの手伝いをしていて、本なども読んでみたりと、やり方を試行錯誤している段階です。はじめはフォロワーもいないので自分のアカウントではやらないような少々強引な手法を使ってみたり(無差別や自動でのフォローはさすがに意味がないのでやってません)。一部反発もあり、反省もしました。やり方の試行錯誤を任せてくれたクライアントに感謝しています。自分のアカウントとは別のTLを眺めることで、全く違った風景を見ることもできました。

予定では一定数までフォロワーを増やしてから、きちんとしたコミュニケーション主体に移行していこうと考えています。そうしないと短期的には効果があっても、結局はなにも残らない、もしくは以前よりダメになってしまう危険性もあります。

やっぱり最終的にはコミュニケーションですね。本にも書いてあった通り。早く良い使い方にしていきたいです。

webとDTPは融合していくのか

日曜日, 6月 20th, 2010

DTP Booster 014に参加してきました。

最終的に思ったのは、こうしてwebとDTPはゆるやかに融合していくのか、ということ。課題としては本のメタファをどこまで引きずるのかという点。ePubなんかはページという概念に固執するからいろいろ不便になってるとも思います。

それから、以前書いたエントリ(iPad / iPhoneアプリ開発・今後デザイナーがやるべきことiPad向け電子雑誌デザインの際に気をつけることまとめ)と同じ趣旨(と自分では感じた)のことを黒須さんがきれいにまとめられていたので、やっぱり間違ってなかったか、とちょっと嬉しかったりもしました。このあたりの認識は電子雑誌などに関わる人は持っておくべき共通認識だと再確認。

あとちょっと期待しているのは、Adobeのツールで簡単なアプリケーションが作れるのではないかということ。電子雑誌の組版ができるということは、そこに画像、動画、あるいはTwitterのTLを流したり、Mapを組み込んだりとパーツとしていろいろつかえるということになっていくと思うんです。正直今のiphone SDKはとっつきにくいと感じていますので、InDesignからレイアウト先行で雑誌型アプリケーションを作れるかも、というのは魅力的な話です。HTMLにDreamWeaverがあるように、恐らくこのあたりのオーサリングツールもどんどん洗練されていくのでしょう。

というか、もう少しすればInDesignが使えたら電子雑誌を一から作れることになりますね。あとは編集者的視点を身につければ最小の出版拠点ができる。ライターとカメラマン、場合によっては映像を作れる人がいれば良い。広告営業は……ここでiAdか。ただタイアップ記事などは残ると思うので広告の営業自体は必要ですね。これも編集が関係するので編集者がやってしまえば良いでしょう。

ここのところ動いている大きな「流れ」に、流されず、上手く乗っていきたいものです。

iPad 15,780円分のアプリレビュー

水曜日, 6月 16th, 2010

iTunes storeのレシートがなかなかすごいことになっていたので、iPad用に買ったアプリをまとめてみました。雑ですがレビューも付けましたので、これから買う方の参考になれば。

元素図鑑 1,600円
元素をぐるぐる回しながら解説を見ることができて、すごくハッタリがききます。iPadを見せびらかすには最適です。情報の深度はそれほどでもないと思うんですが、全体になんとなくわかった感じにはなれそう。子供とかには結構良さそうです。自分が小学生の時にこれ見てたら、はまってたかもしれない。

photoJ.1 350円
photoJという名前の通り、写真を中心とした電子雑誌。日本の電子雑誌としては今まで見た中では一番見やすいです。使い勝手はTIME Magazineみたいな感じ(追記:TIMEと同じシステムをベースに作ってるそうなので似てて当然でした)。値段を考えると、記事のボリュームがもう少し欲しいところ。

TabToolkit 1,200円
これは凄い。バンドとかやってたら絶対買った方が良い。変なエフェクターとか買うよりiPadとこれ買った方がいいかも。TAB譜のダウンロードから、再生しながら各パートの練習までこれひとつでできます。自分が高校生の時にあったらギターがもっと上手くなってたはず…。

AudioNote 600円
メモと音声を連動して記録/再生できます。音とメモがリンクしていて、メモを取ったときの音声を頭出しできるような感じです。まだ活躍してませんが、録音可の講義などには良さそうです。

Keynote 1,200円
Numbers 1,200円
Pages 1,200円
iWorkのiPad版です。プレゼンや自分の作品を見せるときなどに良いかと思って購入しました。iPad上で編集はできますが、厳密な作業は難しそうだと感じました。なんとなくふにゃふにゃしてるというか。きっちりできない感じ。とはいえ、ささっと書類を作りたい程度なら十分過ぎるくらいかもしれません。グラフの編集などはちょっと感動ものです。各アプリにチュートリアルが付いているので、基本の使い方はすぐにマスターできます。

TIME Magazine 600円
TIMEの電子版。まっとうな電子雑誌です。驚きがあるというわけではないんですが、こなれていて使いやすい。こうやって動くんだろうな、ということが予測しやすくなってます。紙のインターフェースをただ持ってきたわけではないのです。iPad上での読みやすさ、操作のしやすさを考えてあります。ギミックはあまりないので地味めです。

WIRED Magazine 600円
WIREDの電子版。動画やドラッグで回転できる画像など、楽しめる要素が多いです。使い勝手も悪くないです。InDesignからこういうものが書き出せるようになるらしいので、電子雑誌のひとつの基準になりそうです。というわけでデザイン関係の人は見ておいた方がいいと思います。

Popular Science+ 600円
Popular Science電子版。操作方法はちょっと癖があります。面白いとは思いますが、自分が電子雑誌を作る上ではあまり参考にしないかも。個人的に日本版にちょっと関わってたこともあり、内容は好きです。

GoodReader 115円
電子書籍のリーダーですが、あまり読みやすいとは感じないのでリーダーとしては使っていません。Macからファイルを送るのが楽&他のアプリで開くことができるので、ファイル受信用アプリとして使っています。

i文庫HD 700円
電子書籍リーダー。GoodReaderで受信したPDFなどを開くのに使っていますが、iBooksがPDF対応したらいらなくなるかも。

SketchBook PRO 900円
絵を描けます。勢いで購入したものの、iPad上ではあまり絵を描かないのでほとんど使っていません。描き心地は良いので、ペンとかあると良さそうです。

ウィズダム英和・和英辞典 2,800円
iPhone版から使用してましたが、ちょっとわからない単語があったときなどすぐ引けるのが良いです。高いですが、iPhoneと共通して使えるので入れておいて損はないと思います。

大辞泉 2,000円
iPhone版から使用してましたが、個人的には国語辞典ってあんまり引かないのでそれほど使ってません。これもiPhoneと共通して使えます。

OffMaps 115円
iPhone版から使用。地図を読み込んでおけるので、wifi版を外で使うときには良さそうです。iPhoneでは海外旅行の時に活躍しました。地図自体の精度はけっこう雑です。iPhoneと共通使用可。

合計:15,780円