ボルダリングにハマる理由
ここ2ヶ月ほどボルダリングに行ってるんですが、なぜ自分がボルダリングにハマっているのか、今のところ思ったことをまとめてみました。まずは
- 取っ付きやすい
- 道具にお金がかからない
- 手軽にできる
取っ付きやすい。始めるのは非常に簡単。初級から課題(登るコース)があるので、初めてでもひとつも登れないということはまずないはず。そして道具にお金がかからない。基本的に靴とチョークくらいしか専用の物は必要ないので、2万円あれば揃えられます。初めのうちはレンタルにすればそれさえ不要です。またジムが近所にあればすぐに出来ます。地方だと難しいかもしれませんが、今は都心部なら簡単に見つかります。
- レベル感がわかりやすい
- 成長が実感できる
- 取り組むべき課題が沢山ある
- ライバルがいる
- みんなで楽しめるし、一人でも楽しめる
課題が級・段でレベル分けされているので、自分が今どのくらいのレベルなのかが分かりやすいです。レベルの確認方法もその課題が登れるかどうかというシンプルなもの。自分のレベルが分からなくなると無力感に襲われることがありますが、それがありません(今のところ。もっと上手くなると印象がかわるかも知れません)。課題そのものが身近な目標になるので、達成感を得つつ確実にレベルアップもできます。取り組むべき課題も沢山あり、自分でアレンジして難易度を調整することもできます。同じ課題に取り組んでいる人は自然にライバルとして認識でき、言葉は交わさなくても動きでコミュニケーションを取るような感じに。また多人数であれこれ言いながら課題を解いたり、一人で黙々と取り組んだり、どちらでも楽しめます。
- パズルを解くような楽しさ
- 新しい体の動かし方を覚えられる
- 体を使った達成感
よく体を使ったパズルとか言われますが、まさにそういった感じです。頭だけでも登れないし、力だけでも解決できなくて、頭と技術と力が良いバランスになった時にきれいに登れる。また今まで知らなかった体の使い方を発見できるのも楽しいです。日常生活では必要としない動きを覚えることで、不可能に思えた課題を解けたときは本当に嬉しい。そして単純に運動をする楽しさ。辛い状態を乗り越えてゴールするときの達成感。これも、長過ぎず短すぎない、絶妙な難しさの課題設定あってのことです。
今のところ一番ポイントになっているのは、分かりやすいレベル分けだと思っています。なんとか達成可能な目標(簡単すぎてはつまらないし、難しすぎると無力感を感じてしまう)があることでモチベーションを維持できるのではないかと思います。最近思いついた例えは「自分の体を使ったドラクエ」というイメージです。課題を解いていくうちに「かしこさ、ぎじゅつ、ちから」が少しずつアップしていく。上手くなったかな、と感じるのは前に苦労した課題を楽に登れたときで、これもドラクエっぽい。前に苦労した敵に楽に勝てるようになるのと似ています。
デザインとか関係なくなってますが、人を引きつける魅力について考えたということで。
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8月 12th, 2010 at 19:05
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